
Categorie
- Blog (3)
- Non categorizzato (4)
Tags
イタリアにおける著作権市場は、約140年に渡る独占管理を経て、2018年初頭に自由化され、更なる最適化の道を進んでいる。昨年4月10日、サウンドリーフ、SIAE(イタリア著作権管理団体)、LEA(フリー編集者・フリー著作者)はそれぞれが競合関係にありながらも、著作者やその使用者の為に、新しい市場でのより良い機能を保障することを目標に、契約を結んだ。
契約の内容とは
契約をしたことで、サウンドリーフ、SIAE、LEAは以下の一連の一般規約について合意に至った。
– 完全な市場の自由化(政令 35/2017に記載されている詳細な制限の範囲で)
– SIAEは、Soundreef Ltdとその直接の登録者の為にLEAが著作料を徴収するLEAの正当性を認める。
– SIAEは、音楽の使用に関して、使用者がその権利のレパートリーを使用し、それによって発生するSIAEへのライセンス料の支払いは、以前のように包括的なものではなくなり、イタリアの音楽の使用者はLEAとも(Soundreef Ltdの為にも)補足的ライセンスをSIAEのそれと合わせて完全なライセンスにしなければならないことを認める。
– (権利の独立管理をする組織の形態の中に構成された団体であろうと独立管理団体であろうと)権利保持者によって独占的に管理を任された著作料の分配を、著作権の各仲介団体が、独占的に管理する。ゆえに、編集者と著作者の間の意向がどのようなものであれ、一つ一つの作品の権利の共有における規則の適用について独占的に管理するという状況。
Soundreef Ltd, LEA, SIAEは、合意したことで、全ての未解決裁判を放棄する。SIAE, Soundreef Ltd, LEAは、それぞれの意向がこれまで市場で確認されてきた問題を解決することで一致し、イタリアの文化と創造性の発展の為に、公正な競争を保障することを望んでいる。
業界専門告知
SIAE, Soundreef Ltd., LEAは更に、使用者が、それぞれの組織によって代表される権利の使用に必要な全てのライセンス契約を、管理しやすい方法で完全にするという条件に置かれることを保障する、以下の一連の管理規則に合意することを相互に約束を交わした。
1) 公的執行
2) ラジオ&テレビ
3) デジタル著作権管理
最後に、当事者らは、権利保持者やレパートリーの代表者に直接ライセンスする他の認定仲介団体の存在を、自らの契約書や許可書、又は合意書の中で明確に示すことを約束する。
© 2019 Soundreef Media Service.